金田鬼一訳
第3巻には54話、ハンス君、大活躍の巻。目玉がほじられる話も多い。
ハンス君が登場する話が多かった。うまくやったり、嫌な目にあったり。今巻は固有名詞が出てくる率が高いように思った。ハンス君があまりいい意味を持たないように、意味を持っているのかな。「ランプとゆびわ」という話、千夜一夜ではランプの精もゆびわの精も男だったけど、こちらは女。話の内容も違う。最後の「三人兄弟」は、親の跡を継ぐためにそれぞれ腕比べをするパターンなのだが、珍しく三人とも仲良く幸せに暮らす話だった。なぜいつも末っ子が幸せになるのかな。意味が知りたい。
2010年3月4日木曜日
2010年3月3日水曜日
西洋挿絵見聞録 (アーツアンドクラフツ)
気谷誠著
挿絵の入った豪華本の歴史について。後半蔵書票について。
ブランデーかウイスキーをちびちびやりながら読みたい一冊。特に知識は必要ない。この本自体が蘊蓄本だし。とても丁寧な文章で綴られている。しかし、なんというか愛書家というのは凄い。何十万、何百万もかけて装丁を行う。こだわり方半端ではなさそう。しかし読みにくそうだ。重量がありそうで、机において読むのでなければ腕が疲れるだろう。それ以前に読むのかな?百科事典みたいに豪華そうな本が置いてある事がステータス?挿絵が美しいのはいいな。金持ちの趣味の世界を堪能することができる。文庫の歴史がルネッサンスまで遡るのには驚いた。もっと近代だと思っていた。蔵書票も楽しい。蔵書印買ったけど、蔵書票も作ろうかな。
今、キンドルとかiPadが話題だけれども、そういうときだからこそこういう豪華本を見つめ直すのもいいかもしれない。私は別にデジタル化でもいいと思う。時代の流れに乗るだけ。HDDに積むさ。キンドルは積めないようだけど。絶版本、デジタルにするの大変なの?何とかしてほしい。
不満はカラーの図がない事。こういう本だからこそ必要では? そしてあからさまにブログの転載だと分かってしまう事。はっきり言うと、特に本で読みたいという人以外はブログでいいと思う。同じ内容で図はカラーだし。私も買う前に知っていたら買わなかった。著者名、本のタイトル、ビブリオテカ グラフィカで検索すればでてくる。ただ著者は本の発行前に亡くなったようなので、ブログもいつまで残っているか分からないが。で P77の「この図書館」ってどこ?
挿絵の入った豪華本の歴史について。後半蔵書票について。
ブランデーかウイスキーをちびちびやりながら読みたい一冊。特に知識は必要ない。この本自体が蘊蓄本だし。とても丁寧な文章で綴られている。しかし、なんというか愛書家というのは凄い。何十万、何百万もかけて装丁を行う。こだわり方半端ではなさそう。しかし読みにくそうだ。重量がありそうで、机において読むのでなければ腕が疲れるだろう。それ以前に読むのかな?百科事典みたいに豪華そうな本が置いてある事がステータス?挿絵が美しいのはいいな。金持ちの趣味の世界を堪能することができる。文庫の歴史がルネッサンスまで遡るのには驚いた。もっと近代だと思っていた。蔵書票も楽しい。蔵書印買ったけど、蔵書票も作ろうかな。
今、キンドルとかiPadが話題だけれども、そういうときだからこそこういう豪華本を見つめ直すのもいいかもしれない。私は別にデジタル化でもいいと思う。時代の流れに乗るだけ。HDDに積むさ。キンドルは積めないようだけど。絶版本、デジタルにするの大変なの?何とかしてほしい。
不満はカラーの図がない事。こういう本だからこそ必要では? そしてあからさまにブログの転載だと分かってしまう事。はっきり言うと、特に本で読みたいという人以外はブログでいいと思う。同じ内容で図はカラーだし。私も買う前に知っていたら買わなかった。著者名、本のタイトル、ビブリオテカ グラフィカで検索すればでてくる。ただ著者は本の発行前に亡くなったようなので、ブログもいつまで残っているか分からないが。で P77の「この図書館」ってどこ?
2010年3月2日火曜日
ムガル帝国誌 1,2 (岩波文庫)
ベルニエ著 関美奈子訳
17世紀の哲学者(文学者)が体験したインド滞在記。
前半の帝位争いの模様は面白い。王様が変わるたびに戦争ということは、30年〜40年くらいに一回? 長男相続は問題点は多かったのだろうけど、王様が変わるたび戦争かよ、と考えるとそれなりの制度だったのかも。王女様が結婚しずらかったというのも意外。ヨーロッパの歴史の中だと、王女さまは政略結婚のコマというイメージがあったから。王女の亭主でも王様になれたのかな。だとしたら理解できるけど。修道院に入った方も多かったのかな? 政治活動に走る気持ちも理解できる。
中盤の哲学は退屈。私が興味がないことと、白人特有の上から目線が鼻につきすぎる。後半のカシミール行幸は面白い。旅の困難、知恵が興味深い。けど住民丸ごと移動って、このうえない迷惑のような気がする。一種の遷都だから仕方ないのだけど。
17世紀の哲学者(文学者)が体験したインド滞在記。
前半の帝位争いの模様は面白い。王様が変わるたびに戦争ということは、30年〜40年くらいに一回? 長男相続は問題点は多かったのだろうけど、王様が変わるたび戦争かよ、と考えるとそれなりの制度だったのかも。王女様が結婚しずらかったというのも意外。ヨーロッパの歴史の中だと、王女さまは政略結婚のコマというイメージがあったから。王女の亭主でも王様になれたのかな。だとしたら理解できるけど。修道院に入った方も多かったのかな? 政治活動に走る気持ちも理解できる。
中盤の哲学は退屈。私が興味がないことと、白人特有の上から目線が鼻につきすぎる。後半のカシミール行幸は面白い。旅の困難、知恵が興味深い。けど住民丸ごと移動って、このうえない迷惑のような気がする。一種の遷都だから仕方ないのだけど。
2010年3月1日月曜日
朝のコント (岩波文庫)
フィリップ著 淀野隆三訳
下層社会の人々を描いた短編集。
コントとは日本語のコントと同じ意味に受け取っていいのだろうか? 滑稽な話、風刺の聞いた話、のようなもの? 文化、国、時代の違いで、笑いどころがよくわからない。理解できる話もあるけど。といいながらも一気に読み切った。何となく面白い。訳も読みやすくていい。「サタンの敗北」爺さんがサタンをやっつける童話にありそうなお話から「めぐりあい」男女の哀愁を感じる小品まで幅広い。「ほどこし」は落語になりそう。爺さんの屁理屈が面白い。
作風は全然違うが、星新一氏( いやフィリップ氏の方が古いのだが )を思い出した。
下層社会の人々を描いた短編集。
コントとは日本語のコントと同じ意味に受け取っていいのだろうか? 滑稽な話、風刺の聞いた話、のようなもの? 文化、国、時代の違いで、笑いどころがよくわからない。理解できる話もあるけど。といいながらも一気に読み切った。何となく面白い。訳も読みやすくていい。「サタンの敗北」爺さんがサタンをやっつける童話にありそうなお話から「めぐりあい」男女の哀愁を感じる小品まで幅広い。「ほどこし」は落語になりそう。爺さんの屁理屈が面白い。
作風は全然違うが、星新一氏( いやフィリップ氏の方が古いのだが )を思い出した。
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