フィリップ・K・ディック著 浅倉久志訳
(カバー裏より抜粋) おとり捜査官フレッドことボブ・アークターは、上司にも仮の姿を教えず、秘密捜査を進めている。ーーだが、ある日、上司から麻薬密売人アークターの監視を命じられてしまうが…。
まず、やく中の連中にイライラしてしまう。いかれてる行動に自分を正常とする私は腹が立ってしまう。で、いかれた連中と暮らしているアークター。本人も物質Dをやっている。そして、同一人物であるはずの捜査官フレッドとボブ・アークターが、乖離し始める。一人の人物の脳の中で。この乖離していく状況が面白い。読んでいる私に軽い混乱をもたらす。最後に彼は捜査官としての任務を果たす…。元には戻らないのに…。やっぱりディックは面白い。
2013年11月3日日曜日
2013年11月2日土曜日
ゼロ時間へ (ハヤカワ文庫)
アガサ・クリスティ著 三川基好訳
(カバー裏より抜粋) 残忍な殺人事件は平穏な海辺の館で起こった。ー(中略)ー人の命を奪う魔の瞬間 "ゼロ時間" に向けて着々と進められてゆく綿密で用意周到な計画とは?
登場人物それぞれが実際現実に存在するタイプだ。ミス・アンフリー…いるいるこういう人。カーミラ、ネヴィル、ケイ、トマス…。で、犯人もよく聞くタイプ。まさかあの人が…みたいな。こういう人は本当に怖い。最後は脆さをみせたけど、この系統の実在の人物はどうなんだろう。で、好きなタイプではないけど気の毒なのがケイ。いい笑い者じゃないか…。マクワーターとバトル警部はお見事でした。
(カバー裏より抜粋) 残忍な殺人事件は平穏な海辺の館で起こった。ー(中略)ー人の命を奪う魔の瞬間 "ゼロ時間" に向けて着々と進められてゆく綿密で用意周到な計画とは?
登場人物それぞれが実際現実に存在するタイプだ。ミス・アンフリー…いるいるこういう人。カーミラ、ネヴィル、ケイ、トマス…。で、犯人もよく聞くタイプ。まさかあの人が…みたいな。こういう人は本当に怖い。最後は脆さをみせたけど、この系統の実在の人物はどうなんだろう。で、好きなタイプではないけど気の毒なのがケイ。いい笑い者じゃないか…。マクワーターとバトル警部はお見事でした。
2013年11月1日金曜日
五匹の子豚 (ハヤカワ文庫)
アガサ・クリスティ著 山本やよい訳
(カバー裏より抜粋) 16年前、高名な画家だった父を毒殺した容疑で裁判にかけられ、獄中で亡くなった母。でも母は無実だったのです。ポアロが探り当てる事件の真相とは?
事件の周辺にいた人々の証言。それぞれが、その立場から当時を振り返る。当然矛盾や考えの違いから起こる誤解、それを解き暴くポアロ。真相が結構ありがちな話だったのは、ちょっと残念。
(カバー裏より抜粋) 16年前、高名な画家だった父を毒殺した容疑で裁判にかけられ、獄中で亡くなった母。でも母は無実だったのです。ポアロが探り当てる事件の真相とは?
事件の周辺にいた人々の証言。それぞれが、その立場から当時を振り返る。当然矛盾や考えの違いから起こる誤解、それを解き暴くポアロ。真相が結構ありがちな話だったのは、ちょっと残念。
終わりなき夜に生まれつく (ハヤカワ文庫)
アガサ・クリスティ著 矢沢聖子訳
(カバー裏より抜粋) 誰が言いだしたのか、その土地は呪われた〈ジプシーが丘〉と呼ばれていた。そしてその場所で、僕は一人の女性と出会った。
「アクロイド殺人事件」に 似てる。犯人的に。エリーにとって、マイケルとはどういう存在だったのか。どうしようもないクズな男を愛してしまう女はいる。よくある話だ。だけど、読んでいる限りでは、異性に対する情ではなく、親子的な、保護者的に感じた。マイケルは、自分に酔って自分の業に逆らえず、全てを壊し去った。マイケルはすごく嫌なやつなのに、結末はすっきりしなかった。
(カバー裏より抜粋) 誰が言いだしたのか、その土地は呪われた〈ジプシーが丘〉と呼ばれていた。そしてその場所で、僕は一人の女性と出会った。
「アクロイド殺人事件」に 似てる。犯人的に。エリーにとって、マイケルとはどういう存在だったのか。どうしようもないクズな男を愛してしまう女はいる。よくある話だ。だけど、読んでいる限りでは、異性に対する情ではなく、親子的な、保護者的に感じた。マイケルは、自分に酔って自分の業に逆らえず、全てを壊し去った。マイケルはすごく嫌なやつなのに、結末はすっきりしなかった。
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