2012年7月27日金曜日

フィレンツェ史 上・下 (岩波文庫)

マキャヴェッリ著 齊藤寛海訳
(カバーより抜粋)  「君主論」で名高きマキャヴェッリが晩年に書いた歴史書。古代ローマ時代のフィレンツェの起源から1492年の大ロレンツォ・デ・メディチの死まで扱われる。

 歴史をなぞった創作…かな。メディチ万歳本。メディチに仕えている人だから仕方ないけど。 他の歴史本で扱われている、メディチ側として出したくはない部分は書かれていない。それでも、今でもよくある創作の加わった歴史書としては、面白いと思う。
 しっかし、戦争ばっかりやっているような気がする。実際は各戦争の間には期間があるのかもしれないけど 、まあ、戦争ばっかり。人口減少しないのか??すぐに寝返るし、裏切るし。何だかよく知らないくせに「やっぱりイタリアだな」と思ってしまった。