2012年11月19日月曜日

十八世紀ヨーロッパ監獄事情 (岩波文庫)

ジョン・ハワード著 川北稔・森本真美訳
(カバーより抜粋)  ジョン・ハワードは、徹底した調査と観察にもとづいて、監獄の現状を記し監獄改革を提言する報告書をまとめた。

 私は基本的に他人の人権を無視して罪を犯した者が、人権を語るな!といた思想を持っている。そういう私ではあるけど、これは酷い…という内容。時代が18世紀だから仕方ない部分はあるとはいえ、これはね…。おまけに男女別の収監がされていない、罪状の考慮なし。軽犯罪であっても、貧乏だと出られない。著者はいろいろな監獄を見て回ってみえるけれど、よくみえる監獄であろうと、監獄側もお客さん対応している場合があるだろうし…。とにかく、作業や仕事は重要であるということはよくわかった。