アーサー・C・クラーク著 山高昭訳
(カバー裏より抜粋) 「90億の神の御名」、ヒューゴー賞短篇部門受賞に輝く「星」など、巨匠クラークが本格SFの真髄を伝える、珠玉の14中短篇を収録。
表題作「天の向こう側」カナリアの話がいい。炭坑のカナリアの役目と結びつけて、何となくありそうだな、と思わせてくれるところ。「宇宙のカサノバ」オチがいいなー。ガリバー旅行記みたい。モテない側からしてみれば、ザマーという感じ。「そして次の朝はなかった」あるある、みたいな。大事なことなのに気づかずに見過ごして…。
どうも他の短篇集とダブっている作品が多くて、ま、未読もあるからいいかな…。