2013年11月20日水曜日

イメージ 視覚とメディア (ちくま学芸文庫)

ジョン・バージャ著 伊藤俊治訳
 (カバー裏より抜粋) 美術史上の名画や巷に流布する広告など、多種多様なイメージ群を提示しつつ、それらを等価に論じ、「見ること」そのものの再検討を迫ったロングセラー。

 「イメージ」について、油絵を中心に多岐にわたって述べられている。始めはよくある話かな、と思って読んでいたけど (例えば過去の名画における女性の扱いとか、油絵から写真へとか) 、広告と油絵について述べられている部分がとても面白いと思った。 なるほどと。この部分だけでも読む価値はあると思う。