2014年5月12日月曜日

変種第二号 (ハヤカワ文庫)

フィリップ・K・ディック著 大森望編
「変種第二号」「ゴールデンマン」と映画化された作品を含む短編集。初翻訳の「戦利船」も掲載。

 他の短編集に収録されている作品が多いかな。私の未読は「戦利船」「奉仕するもの」「歴戦の勇士」。「戦利品」は設定が面白い。非科学的かどうかはさっぱりだけど。あの文学は実は…とか考えると楽しい。「歴戦の勇士」もそういうことみたいな感じで良かった。「奉仕するもの」は後味が悪いというか…ディックの作品に後味を求めてはいけないのだが…。
 「変種第二号」は何度読んでも怖い…。