2014年5月24日土曜日

宇宙の小石 (ハヤカワ文庫)

アイザック・アシモフ著 高橋豊訳
(カバー裏より抜粋) 遥かな未来へタイムスリップし、怖がるべき陰謀の渦中に巻き込まれた老人の驚くべき冒険を、巨匠アシモフが、サスペンス溢れるミステリタッチで描く傑作長編。

 主人公のシュヴァルツ…スーパーじーさんに変身!悪い奴らをやっつけろ、みたいな内容。心を操るとかは設定としてちょっとずるくない?とか思ってしまった。でも内容はそれぞれの思惑が交錯していて面白い。最後、すっきりとミステリ解決。でもね…なんだか
シュヴァルツが救われないような気持ちが残ってしまう。だって、子供や孫の待つ時代には戻れないのだから…。すっきり終わらせてはあるのだけど、私はモヤモヤしてしまった。