2014年5月19日月曜日

ミクロの決死圏 (ハヤカワ文庫)

アイザック・アシモフ著 高橋泰邦訳
(カバー裏より抜粋) 手術不可能な脳内出血で昏睡状態にある彼を救うため、医師らを潜水艇ごとミクロ大に縮小し、博士の体内に注入する事になるが!?

 例えば「あり」から見た世界は?生物は大きさによって世界観は全く変わるだろう。人間だって子供の頃と大人になってからでは、世界観も時間感覚も大きく変わる。ましてや体内、そこは一つの宇宙。体内の描写はこの作品の魅力の一つ。白血球ってどんなだろう。そして体内で主人公たちに襲いかかる困難。とても面白い作品なのですが、著者は不満だったようです。