2010年10月16日土曜日

古代への情熱 (新潮文庫)

シュリーマン著 関楠生訳
トロイア遺跡で有名なシュリーマンの伝記。

 いろいろ云われている人物。彼が成したことは偉大なことも事実だし、遺跡にかなりのダメージを与えたことも事実。正直言うと、この本は賞賛に偏りが大きいかなという印象。読んだあと、どこまで本当かな??と疑問が湧いてしまう。何とか素晴らしい人物にみせようと無理しているような…。首をひねりっぱなしの一冊でした。