諸処雑記帳
読書感想文を中心に、他DVD・映画の感想を置いていきます。50代おばさん・知識無し・教養無しが書いていることなので、適当につっこみ無しでご覧ください。
2010年10月22日金曜日
世事見聞録 (岩波文庫)
武陽隠士著 本庄栄治郎校訂 奈良本辰也補訂
江戸時代の身分制度の中に起こる矛盾、それに伴う風俗の乱れに対して、ひたすら嘆き怒っている本。
読んでいると憂鬱になる。ひたすら階級の堕落、風俗の乱れを嘆いている。実際目に余るものがあったのだろうし、それに対しての提言としての作品なんだろうけど。どの階級もメッタ切りです。正直同じようなことをクドクド述べられているように思えて、読むのに疲れてしまった…。私向きではなかった。江戸の風俗等を考えるにはよい本とは思うけど。
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