サンダーバード、プラモデルの箱絵で有名な小松崎茂の作品集。
うーん、昭和の匂い、いいなー。どうしてもプラモデルの箱絵のイメージが強いのだけれど、いろいろなところで描いてみえたんだ。
夢が広がる時代のノスタルジーを思う。こういう未来を夢みていたんだ。はっきり云って荒唐無稽、突っ込みどころも多いのだけれど、そんなのどうでもいいのだ。創作された別世界に浸って下さい。作品解説がもう少し詳しかったら、もっとよかったのに。
昔の荒唐無稽SFが大好きな私は、こういうのにはまってしまう。絵がかなり濃いし、あくが強いので、好き嫌いが出ると思う。購入を考えられるかたで小松崎茂氏の作品をご存じない場合は、グーグル先生の画像検索なりで確認してからのほうがいいでしょう。そして小松崎茂ワールドを楽しんで下さい。