妹尾河童著
(カバー裏より抜粋) 見慣れているから見落としたもの。近づけないから見ることができなかったもの。いままで多くの人々が見落としていたニッポンが、立体的に鮮やかに浮かび上がって見える。
河童氏の視点は面白い。細かいイラストも楽しい。この著作は刑務所が多く取材されている。中々興味深い。ただ、この著作自体がかなり古いので、今はまた変わっているのだろう。昨今話題の入れ墨の話もあり。彫り物を入れ墨というな!!という主張。読んでみると成る程と思う。CF作成の舞台裏もある。ここで大林監督がでてくるのだけど、「決して相手に強要したり、命じたりしないそうだ」とある。違和感あるなー。ニュースで大林監督が尾道のまちこわしと戦う、というのがあったから。年をとったのかねー。