2010年9月6日月曜日

ビーグル号航海記 上・中・下巻

チャールズ・ダーウィン著 島地威雄訳
有名なガラパゴス群島での記録を含む旅行記。

 ダーウィンというと「種の起原」(もちろん積んであります) 、その元として有名なガラパゴス群島。ガラパゴス群島での記録はとても興味深く面白いけれど、他にもブラジル、ペルーなどオーストラリアなどの記録も面白い。動植物、地形、気候はもちろん、人種、その性質、西洋から移住した人々の事などにも言及がある。現地人に対する視線は、基本的に冷たいかな。イギリス万歳西洋万歳みたいなところが多い印象。仕方ないか。土地の記録としてだけではなく、旅行記として十分楽しめる。