妹尾河童著
エッセイ集。タイトルの通り、いろいろ詰まってます。
妹尾河童氏節のエッセイ集。取材の記録から自伝、雑学まで詰まっている。本の旅は興味深かった。本屋の悩みは今も昔も変わらないんだ。配本がされない、客が離れる。これは1992年に単行本として発刊された作品。今はネット通販が、地方で日にちが多少かかっても配達してくれる。ここに紹介された本屋さん、どうなっているんだろ。他旅の記録はこの著者らしくて楽しい。著者の頭の中どうなっているんだろ。羨ましいような、ないような。河童氏の自伝のパートは「河童のおしゃべりを食べる」とダブっている部分あり。最後に河童氏の俯瞰図の描き方が掲載されている。簡単そうに述べているけど…。