2010年9月8日水曜日

アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫)

リチャード・マシスン著 尾之上浩司訳
突如蔓延した疫病で人類は絶滅の危機、恐らくただ一人の生き残りであろうネヴィルは絶望と自暴自棄とヤツらと戦いながら、生き抜くのだが…。何度も映画化されている名作。

 元々のタイトルが「I AM LEGEND」だったのか。1964年版の映画はかなり原作に近かったんだ。ラストが違ったような気がするけど…覚えていない。映画版より主人公の感情が行ったり来たりしているのが理解できていいと思う。犬の辺りは切なくなった。ラストはどうなんだろう。結局人間という種族の愚かしさでいいのかな。