2010年6月27日日曜日

コーヒー・ハウス (講談社学術文庫)

小林章夫著
コーヒーハウスの成り立ちから衰退まで。
 

 この著者の作品は手軽に読めるから好きだ。表紙はコーヒー・ハウスなのか? 酒場のようにみえる。コーヒー・ハウスの歴史に絡めて、時勢、政治、ジャーナリズムが述べられている。判りやすい入門編。カフェとはまた違うんだな。情報発信基地、世論を動かそうとする場所。真実の虚偽も入り交じっている場所という意味では、某大型掲示板のようだと思った。