2010年5月20日木曜日

アンデルセン童話集4 (岩波文庫)

大畑末吉訳
知らない話ばかりだな。「パンをふんだ娘」はお話のその後が綴られている。

 暗い、重い話が多い。グリム童話とどうしても比べてしまうのだけど、あちらは残酷といわれるけど、こちらも残酷さは負けていない感じがある。童話というより宗教説話といった雰囲気。今回は「ソーセージの串でつくったスープ」が童話らしくて好きだった。