ゲーテ著 相良守峯訳
ゲータのイタリア旅行記。ナポリ・シチリア編。
シチリアでカリオストロの話が出てきた。ゲーテの行動は酷くないか?投獄された息子 (カリオストロ) の身を案じている家族を自分の興味から騙して…。こういうところ読むと、どんな立派な事述べていても白けてしまう。あー、でも「若きウェルテルの悩み」の解説ではかなりアレな人物のように述べてられていたような。
この作品自体に人間くささが少ない。何事にも淡々としているというか。でも、実際はかなりドロドロしていたのかな?と想像したり。