2010年5月24日月曜日

アンデルセン童話集5 (岩波文庫)

大畑末吉訳

マイナーな物語が続いている。

 「墓のなかの子供」これはよく似た話があちこちにあるね。グリムでもみたような。他よりもキリスト教色を強めた感じ。「氷姫」身もふたもない話。神様ってのは、何とも酷い性格だなと。氷姫は酷いけど、我がままで女王様なのだと理解はできる。でも神様は…バベッテを罠にかけているように思えるのだが。