種村季弘著
1920年代、ドイツに現れた「魔術的リアリズム」もしくは「ノイエ・ザハリヒカイト」と呼ばれる表現形式について…だと思う。自信はない。
「ノイエ・ザハリヒカイト」と呼ばれた絵画が掲載されているが、どれも無関心というか、孤独…なんか違う気がするけど、現代の人に好まれそうな気がした。私は好き。ちょっとアニメっぽさがあるし。特に「グロスベルグ」がよい。実物が見たい。
説明については、そうなのか、と頷くしかない。私の頭なのでご勘弁。だからといって、難しい芸術談義というわけではない。ちょっとかまえて読み始めたのだが、図を参照しながら楽しく読めた。説明がすごく分かりやすい。興味を引き立てられた。