ゲーテ著 竹山道雄訳
空気が読めない男が愛に苦しみ、自殺する話。
悲劇、うん悲劇なんだけど笑えた。本当に私はこういうの向いてない。ウェルテル、最初から最後までロッテとやりたいと言っているとしか思えなかった。p138「もし誰かがあの男の逃亡を幇助することがあったら、それを不問に付していただきたい」逃亡させたいけど、自分は罪に問われたくない。しっかり逃げをうってる。あとp112からの妄想レイプ野郎の話の辺りなどは爆笑した。しかし文章次第でレイプも芸術的になるのだ。感心した。
ロッテも夫は夫で置いといて、お気に入りのウェルテルも側に置きたい、結局一番ヤバい自己中心型、でも何とか自分を安全圏に置こうとしている。とにかく普通の人アルベルトが気の毒な話だった。嫁さんに恵まれなかった悲劇。
この本が出版されて自殺が流行したと解説にあるけど、ナルシス多い時代だったんだ。いや、今もタレントの後追い自殺とかあるから変わらないか。本、映像なんかで影響されても、生活に戻って食事してトイレで大きいのしてなんてしてたらバカらしくならないかな?