2010年4月25日日曜日

見果てぬ時空 (ハヤカワ文庫)

アイザック・アシモフ著 山高昭訳
アシモフの科学エッセイのシリーズ。この本では化学と天文学について述べられている。

 理系は本当に苦手、特に化学は。そんな私にも分かるように説明されていて、読みやすい。小さいお子さんにもお薦め。分かりやすいだけではなく、ユーモアを入れながら軽快に語りを進められている。化学の中でも、生化学は興味を持って読んだ。ビタミン不足による病気、奥様方が大好きなアミノ酸等々。天文学は難しくても楽しい。欧米のサマータイムについて述べられていたけれど、あれは本当に省エネの為に行われたのか。省エネは名目で、商売目的がメインだと思っていた。で、効果はどのくらいあったのだろう?