2010年4月27日火曜日

真空の海に帆をあげて (ハヤカワ文庫)

アイザック・アシモフ著 山高昭訳
アシモフの科学エッセイ。未来論。

 収録されているエッセイは、短いので読みやすい。現在のナビやメールの予見のようなもの、夢に対する占い・精神分析に対する皮肉、現在にも続く森林、水の問題等、幅広く述べられている。20年以上前の作品なので、新しい発見や状況の変化等で古くなっているものもあるが、十分楽しめると思う。しかし、アシモフもやはり考え方はヤンキーなのだと思う部分も多かった。よくも悪くも。