エドワード・J・ブレークリー メーリー・ゲイル・スナイダー著 竹井隆人訳
自分の住んでいる地域の安全、環境を守るために、人びとはゲートを設置している。その是非について考える。
6章までは面白かった。日本でもゲートができてニュースになっていた記憶があるし、興味深い。問題は7章から。どっかで読んだような事柄、言葉が羅列してあるだけのように感じた。解決策を安易に提示ではないのは分かるのだが、おざなりだなと。
自分はゲートを選択する人々の気持ちが理解できる。アメリカに住んでいて、それを選択できる収入があるのならそうするだろう。今2010年、ゲーティド・コミュニティはどうなっているのだろう。本書の中にカリフォルニア州の名前を何度か見たが、破産寸前だし、興味がある。
自分の周囲を考えてみたら 、山という自然のゲートに囲まれていてるな。不便で積雪、熊もイノシシもでるけど、外界からの不安からは守られている。