ヨハン・ベックマン著 特許庁内技術史研究会訳
ヨーロッパを中心とした技術史。18世紀の著者から見た、科学、生活を支える技術の歴史を紐解く。
とても興味深い内容なんだけれど…眠くなる。困った。興味のある項目はしっかり読んで、後は軽く読み跳ばすのがいいかも。取り上げられている内容は幅広い。技術史というと科学中心のようだけど、保険・為替・野菜・夜警他色々。どんなものにも歴史あり。私は毒・手品師・富くじあたりが面白かった。ちょっと著者の生国ドイツ贔屓を感じるところも。仕方ないかな。あくまでヨーロッパ、特にドイツの話が重点なので注意。アジアは中国が起原として出てくる程度。