2010年3月28日日曜日

アンデルセン童話集2 (岩波文庫)

大畑末吉訳
アンデルセン童話のうち26話を収録。「みにくいアヒルの子」「雪の女王」など有名な作品が多く収録されている。

 キリスト教色が強くてちょっとうんざりする。「赤いくつ」ここまで酷い罰を与えなければならないのか?博愛慈愛なんて大嘘だな。「青銅のイノシシ」おかみさんを半端に悪者にしようとしてる?これはどっちもどっち。で、最後に死にましたって…。わけが分からない話。いろんな話をつぎはぎにしてるのかな?「雪の女王」も最後がいまいち…。キリスト教徒ならわかるのだろうか?好きな話もある。「ニワトコおばさん」「かがり針」とか。
 時代が違うという事はよくわかってるつもりだけど、読んでいて楽しい気分にはなれないのだ。